TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > 不安・怯え・恐怖の表情
その団子っ鼻がぴくぴく動くのは心配が顔面神経に伝 って、反射作用のごとく無意識に活動するのである。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:84% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
不安・怯え・恐怖の表情
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の心行きをちょっと紹介する。君は心配の権化 である。かの偉大なる頭脳はナポレオンのそれが功名心をもって充満せるがごとく、まさに心配をもってはちきれんとしている。時々その団子っ鼻がぴくぴく動くのは心配が顔面神経に伝 って、反射作用のごとく無意識に活動するのである。彼は大きな鉄砲丸 を飲み下 したごとく、腹の中にいかんともすべからざる塊 まりを抱 いて、この両三日 処置に窮している。その切なさの余り、別に分別の出所 もないから監督と名......
単語の意味
団子鼻(だんごばな)
団子っ鼻(だんごっぱな)
団子鼻・・・鼻先がとがっておらず、団子のように丸くなっている鼻。団子っ鼻(だんごっぱな)。
団子っ鼻・・・鼻先がとがっておらず、団子のように丸くなっている鼻。団子鼻(だんごばな)。
ここに意味を表示
不安・怯え・恐怖の表情の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「心」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
地雷を踏んだかのように、びくびくとしていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
まいっちゃうなあ、というふうに肩を軽くすくめる。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
今にもお陀仏するような不景気な面
小林多喜二 / 蟹工船
判決でも待つような心細げな顔つき
三田 誠広 / 僕って何 amazon
何かがあって顔をしかめると、青豆(人名)のそんなクールな顔立ちは、劇的なまでに一変した。顔の筋肉が思い思いの方向に力強くひきつり、造作の左右のいびつさが極端なまでに強調され、あちこちに深いしわが寄り、目が素早く奥にひっこみ、鼻と口が暴力的に歪み、顎がよじれ、唇がまくれあがって白い大きな歯がむき出しになった。そしてまるでとめていた紐が切れて仮面がはがれ落ちたみたいに、彼女はあっという間にまったくの別人になった。それを目にした相手は、そのすさまじい変容ぶりに肝を潰した。それは大いなる無名性から息を呑む深淵への、驚くべき跳躍だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
壁に書かれた字を読みあげるみたいに乾いた平板な声ではははと言った
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
表情・顔に表れた気持ち の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ