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そのものが上等でたべごろならば、手のこんだ料理はしないほうがよい。生でたべるか、または火で焼くのが一番おいしくたべられる
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:61% 作品を確認(amazon)
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旬・季節感のある料理や食卓
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......枝の香りが茶色くこげた皮にしみついて香ばしく、つめたく冷やしたマコンの白ブドー酒とともに、なんともいえないおいしさだった。牛肉にしてもトリにしても、また魚でも、そのものが上等でたべごろならば、手のこんだ料理はしないほうがよい。生でたべるか、または火で焼くのが一番おいしくたべられる方法だと私は信じている。秋から冬にかけては野鳥の季節だ。ペルドローというのは、字引をひいたら「シャコの雛」と書いてあったが、若ドリよりもっと小さい野鳥で、フラン......
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たいていの人は、試食コーナーでぎごちなくなる。急に重厚になってしまう。  特におじさんは、試食を男女問題と同じように考えてしまうようだ。 「一度手をつけたら、それなりの責任をとらねばなるまい」  と考えてしまう。  だから態度が重厚になる。 「どうぞ」と試食の小皿を突き出されると、本心は食べてみたいのに急にムッとした態度をとり、 「オレをなめるのか」  とばかりに、険しい表情でおばさんを睨みつけるおじさんもいる。  試食は、食べてみておいしかったら購入するという正常な商取引である。  しかし見た目には、なにかこう、食べ物をタダで恵んでもらっているように見えないこともない。  おばさんのほうの態度にも、わずかではあるが、恵んでやっているという態度がほの見える。  そこのところが、おじさんのプライドをいたく傷つけるようだ。 「オレはそこまで落ちぶれてない」  という思いに駆られ、急に口惜しくなり、激しく手を振って居丈高になったりするのである。  楊子の先の、食べ物屑のようなものに、いちいち責任をとったり居丈高になったりする必要はないのだが、おじさんというものは事を重大に考えてしまうのである。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 amazon
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