まどかが布団の上で全身の力を振り絞って泣き喚いていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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赤ん坊・幼児が泣く
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......と気づいた。 上が騒がしい。まどかの泣き声が聞こえる。時計を見ると、十二時をとうに過ぎていた。「どうしたの?」 二階に上がって和室を覗いた。明かりが点いていて、まどかが布団の上で全身の力を振り絞って泣き喚いていた。 隣で雪見がうんざりした顔をしている。「もう……全然寝てくれなくて」「寝ないって、今日はお昼寝もしてないんでしょ?」 熱があるのかと思ってまどかの首に触ってみた......
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赤ん坊・幼児が泣くの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
自由席に陣取った若い母親に抱かれた赤ん坊が泣き通しだったことも、疲労感を倍加させていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
赤ん坊は、針にでも刺されたように、たちまちいたいたしい泣き声を上げる。
芥川龍之介 / 偸盗
まどかは弾けた泣き声を上げた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
そのときまでに決めておいてよ」 そう言って、希美子は弁当のからあげを口いっぱいに頬張った。これ以上何も話す気はないし、聞く気もないと言わんばかりに。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
彼の発する言葉があまりに、冷たいので、息が吹きかかった空気がその場で凍っていくのではないか、とも思えた。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
彼は泣いて止めるばかりで、痛々しい状態だった
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
太宰治 / 走れメロス
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