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階段の踊り場で、良枝は根の生えたように立ち止まってしまった。
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
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立ち止まる・足を止める
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......おきに、感謝してます」 館内は清らかだった。絨毯はちりひとつないほどに掃き清められており、階段のへりを飾る真鍮のすべり止めまで、ぴかぴかに磨き上げられていた。 階段の踊り場で、良枝は根の生えたように立ち止まってしまった。「どないしィはった、良枝ちゃん」 足元を見つめて口をおおい、良枝はようやく言った。「ここでね、みんなでジャンケンしたの。映写室に入りたくって」 祐次を見上げた瞳......
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