妙に自分の心がざわざわと波立つのを感じていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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胸騒ぎ・嫌な予感
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前後の文章を含んだ引用
......から。私が見たときはもう戻し始めてたもの。あの人がおかしいと思ってくれたら、もうちょっとねえ、何とかなったかもしれないけど……」 満喜子の話を聞いていて、雪見は妙に自分の心がざわざわと波立つのを感じていた。それは昨日の記者、寺西が放った「死因に不審な点はないか」という言葉が源にあった。 雪見が無言のままでいると、満喜子は決まり悪そうに謝った。「ごめんなさい。人のせ......
単語の意味
妙(みょう)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
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