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私は自分の手と足の運動を、高速度写真を見るように、のろく意識した。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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ゆっくり歩く・のんびりした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......の小さな視野に光が輝く毎に、弾が風にあおられるように、頭の上を薙いで通った。私はじりじりと後へ下った。物を叩くような発射音と、左右の泥のはね上る鈍い音の合間に、私は自分の手と足の運動を、高速度写真を見るように、のろく意識した。「やられた」 と負傷を告げる声が聞えた。「わーっ」 と叫ぶ声が、立ち上り、前進して、途切れた。私は再びそれが伍長だと思った。 私も立ち上り、後向きに駈けた。土手......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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なにかに追われているような急ぎ足
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
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