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ちょうど汐が引いていて、浮き桟橋から波止場へ渡るかけ橋が急な坂になっていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:27% 作品を確認(amazon)
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上げ潮・下げ潮
桟橋
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前後の文章を含んだ引用
......いた。波止場の中には達磨船、千石船というような荷物船が沢山入っていた。 謙作は誰よりも先に桟橋へ下りた。横から烈しく吹きつける風の中を彼は急ぎ足に歩いて行った。ちょうど汐が引いていて、浮き桟橋から波止場へ渡るかけ橋が急な坂になっていた。それを登って行くと、上から、その船に乗る団体の婆さん達が日和下駄を手にさげ、裸足で下りて来た。謙作より三四間後を先刻の商人風の男が、これも他の客から一人離れて謙......
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満潮はその盛りを終え、膨らんだ 川面 が目に見えぬ速度でしぼんでいた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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(川べりの部屋)川の音は音楽だ。部屋を彩る。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
真っ白に泡立ち騒いでいる滝壺から跳ね出されたように、魚が身を躍らせて滝の上に上る
海音寺 潮五郎 / 武道伝来記 amazon
小春日の淡い空を映した海
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
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