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腹のなかに、掻きたてられたまま鎮まらない火照りがとぐろを巻いている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:50% 作品を確認(amazon)
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気持ちが高まる・こみ上げる
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前後の文章を含んだ引用
......ませる。エレベーターのドアを押さえつけた陣治の歪んだ顔、黒崎の失踪、カヨの甲走った声。 自分からもさらに身体をすり寄せて、水島だけに思いを集めていようと努める。腹のなかに、掻きたてられたまま鎮まらない火照りがとぐろを巻いている。「わたし、電話の声しか知らないときから、水島さんを好きだったような気がする」「ほんとに?」「ええ、いったいどんな人なのか、苛々するくらい気になったもの」 水島は......
単語の意味
腹(はら)
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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