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昼過ぎに起きて街中を目的もなく歩きまわり、ようやく気持ちが乗ってきたらなにかを書くが、気持ちが乗らなければなんにもしない生活を続けていた。《…略…》夕方頃に起きて、することのない言い訳のように散歩して、演劇のことだけをひたすら考えて、ほとんど何も思いつかないまま部屋に戻る。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 ページ位置:42% 作品を確認(amazon)
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だらだら暮らす
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......トの残り香が部屋に充満していた。その姿と部屋の使い方は、そのままいつもの自分の姿でもあった。僕は創作活動という不確かな大義名分を立て、沙希と自分自身をあざむき、昼過ぎに起きて街中を目的もなく歩きまわり、ようやく気持ちが乗ってきたらなにかを書くが、気持ちが乗らなければなんにもしない生活を続けていた。「俺もやらせて」 手元でコントローラーを器用に動かす沙希の隣に座る。「いいよー」 沙希は一瞬で僕を負かしてしまう。なにをされたのかも、ほとんどわからなかった。数......<中略>......家の光熱費払う人いないよね。うけるー」 そう笑っていたが、当然ながら沙希が納得しているとは思えなかった。 沙希が朝から働くようになっても、僕の生活は変わらない。夕方頃に起きて、することのない言い訳のように散歩して、演劇のことだけをひたすら考えて、ほとんど何も思いつかないまま部屋に戻る。 アパートに帰ると、沙希は「おかえりー」と明るく出迎えてくれる。必要以上に疲れたふりをして風呂に入る。湯船に浸かりながら天井からポタポタ垂れるしずくを眺めている......
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