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先代の姿や顔、声が、 「生きているままに……」  私の胸にしまい込まれている。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:40% 作品を確認(amazon)
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忘れられない・心に強く残る 耳に残る・音声を覚えている
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前後の文章を含んだ引用
......吉川博司が、いまは〔松鮨〕の当主だ。 先代は三年前、突然に発病し、一昨年に亡くなった。 見舞いにも行けず、そのころ、多忙をきわめていて死顔をも見ていない私には、先代の姿や顔、声が、「生きているままに……」 私の胸にしまい込まれている。「あれだけの店が、これからどうなるのだろう?」 という人もいたが、長男の博司は、それまで自分が経営していた某デパート内の店を閉じ、敢然と亡父の店を継ぐことにした......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
胸(むね)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
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記憶の片隅にこびりついていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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