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唇を噛んで言葉を探していた。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:27% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......悠人は、何かを考えている様子でじっとしていた。もう身長は里枝を抜いてしまっていて、頬にはニキビが出来ている。「言ってみて。」 悠人はまた頭を掻き、手で顔を拭い、唇を噛んで言葉を探していた。「僕、……苗字やっぱり、変えたくないなあと思ってさ。……谷口のままじゃダメなの?」 里枝は、どうしてそのことをすぐに理解してやれなかったのだろうと、自分の迂闊さ......
単語の意味
唇を噛む(くちびるをかむ)
唇を噛む・・・1.悔しがるさま。怒りを堪(こら)えるさま。憤りや悔しさをこらえるときに出る動作。
2.文字通り、唇を噛むこと。
2.文字通り、唇を噛むこと。
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