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蟻 のように匍う
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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這う・よつんばいで進む
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前後の文章を含んだ引用
......られた。がさがさと草につかまって、登って行くらしかった。 国道は闇の中に、白く左右に延びていた。固い砂利に肱をつき、銃を曳きずって横切る時、私はその道の白さが、蟻のように匍う黒いもので埋められているのを認めた。犬の声がまた耳について来た。 対面の草の斜面を素速く滑り降りた。水がそこに音を立てて流れていた。音を聞きながら跨いで越した先......
単語の意味
蟻(あり)
・・・アリ科の昆虫の総称。くの字の触覚を持ち、胸と腹と間にくびれがある。地中などで、女王蟻を中心に、雄の蟻、働き蟻(生殖能力のない雌)が階級を持ち集団で社会生活を営む。働き蟻は地上を歩いて食物を集め、勤勉なものの典型とされる。新しく羽化した女王と雄には翅(はね)があり(羽蟻)、交尾後に翅を失う。
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