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この切ない、 哀しいばかりに蒼く 瞬いている光の塊
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:91% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......代も無意識にそう言った。そして、嘘でなかったねェと言いながら、草の上に腰をおろした。夜露に濡れることなど眼中になかった。嘘ではなかった、千代は心からそう思った。この切ない、哀しいばかりに蒼く瞬いている光の塊に魂を注いでいると、これまでのことがすべて嘘ではなかった、そのときそのとき、何もかも嘘ではなかったと思いなされてくるのである。彼女は膝頭に自分の顔をのせて身を屈......
単語の意味
切ない(せつない)
瞬く(またたく)
切ない・・・悲しさや寂しさや恋しさで、胸がしめつけられる気持ちのこと。やりきれない思い。やるせない思い。
瞬く・・・1.見えたり見えなくなったり光がチラチラする。明滅する。
2.まぶたを一瞬のうちに閉じたり開いたりする。まばたく。
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宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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