こんがりきつね色に焼けてアツアツのカリカリで、だけど内部はフワフワのモコモコ。押すと、よく干して膨れ上がった布団のように押し返してくる。
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり 作品を確認(amazon)
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パン
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単語の意味
きつね色(きつねいろ)
きつね色・・・キツネの体毛のような、黄色がかった茶色。揚げ物やパンなどの火のとおり具合の形容に「こんがりキツネ色」とよく使われる。
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パンの味、おいしさを伝える表現・描写(パン・お餅のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(カレーパン)鼻孔をくすぐる揚げたパン独特の甘くて香ばしいドーナツ風の香り。そして次にカレー粉っぽいカレーの香りが来る。噛みしめると揚げたパン独特のしがみ付くような弾力があって、皮にはかなり甘みがあることに気づく。
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり amazon
コロッケパンの特長は、コロッケの柔らかさがパンの柔らかさ同調しているところにある。コロッケパンの同類にハムカツサンドがあるが、ハムカツはパンと同調しない。噛んでいくと、ハムカツのところで歯の動きがいったん止まる。コロッケパンは、噛んでいくといつのまにか歯がコロッケを通過している。そして、口の中がいつのまにかパンとコロッケとソースが混じりあった味になる。混じりあった瞬間、なんだかとても楽しい気分になる。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
ミルクメロンパンがふたつ載ったトレイを差し出してきた。甘いパンが無骨な短髪と浅黒い肌にまったく似合わない。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「パン・お餅」カテゴリからランダム5
紫色のあんのはいった甘いパン
林芙美子 / 新版 放浪記
いいぱんだろう。ほしぶどうがちょっと顔 をだしてるだろう。
宮沢賢治 / いちょうの実
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