TOP > 暮らしの表現 > 乗り物 > カーブを曲がる・ハンドルを切る
ハンドルを切るたびに、ダッシュボードに置かれた十円玉が右に左に移動した。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
カーブを曲がる・ハンドルを切る
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......トが、土埃と、その先の藪を青白く照らしていた。蛾が一匹、光の中を横切っていく。 佐賀大和のインターチェンジからここまで、勢いのある峠のカーブが続いた。そのせいでハンドルを切るたびに、ダッシュボードに置かれた十円玉が右に左に移動した。 この十円玉は、峠の手前で立ち寄ったガソリンスタンドで受け取ったおつりだった。いつもは三千円分とか、三千五百円分とか、料金分でしか給油しないのだが、ドアの向こう......
ここに意味を表示
カーブを曲がる・ハンドルを切るの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
トスカナ丘陵地帯のカーブの多い道をシフトアップとシフトダウンをリズミカルにくり返しながらやすやすと抜けていく
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
車が大きく大きくカーブしている。右側にぐんぐん引っ張られる体を、愛子はそのままにした。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
ハンドルを切るたびに、ダッシュボードに置かれた十円玉が右に左に移動した。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「乗り物」カテゴリからランダム5
零戦はふらふらとよろけるように着陸姿勢を取りました。《…略…》零戦はまるで素人が着陸するように地面にバウンドしながら降り立ちました。そのまま滑走し、やがて静止しました。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
繰り返し電車は駅に停車し、また夜の中に滑り出す。
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
乗り物 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ