丸いガラスのポットの水が沸騰するのを待っている。しばらくすると、ガラスの表面が白く濁り湯気が昇り始めた。
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台所・キッチン
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暫く・姑く・須臾(しばらく)
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
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台所・キッチンの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
流しの排水孔には角切りの小さなじゃがいもが詰まっていて、表面に油が渦を巻く汚い水が溜まっていた。そのヌルヌルして糸を引くじゃがいもを爪で挟んで取り出すと、水がようやく減り始め、鳥肉の屑は円を描いて穴に吸い込まれていった。
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
台所の棚に並んだ砂糖の容器や鍋に、薄い油膜が汚らしくこびりついている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
棚も壁もレンジフードもべたべたする狭い台所
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「室内のようす」カテゴリからランダム5
勢いよくカーテンを閉める。カーテンの濃い色が部屋中に淀んで、また夜のようなあやふやさが戻ってくる。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
牢屋のような押入れの中でひとり寂しく息をひきとるのは御免だ。
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
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