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弟のことになると突然彼女の性格の背骨が見えて、私にも母にもない才能が発揮されることがある。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:46% 作品を確認(amazon)
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ちらりと見える
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前後の文章を含んだ引用
......族は、増え得るのだ。住むところを増やせば、日常に共にすれば多分無限に。 それが普通のおっとりした主婦だった純子さんにとっていいことなのかどうかわからないけれど、弟のことになると突然彼女の性格の背骨が見えて、私にも母にもない才能が発揮されることがある。母としての情熱とでもいおうか、それが。 そういうとき、私は彼女を愛しく思い、このひとはいつか別れていくとしても自分の家族だ、と思う。 不思議なことだ。 純子と話......
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