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(ちらりと見たものを思い出す)眼の奥にそのものの像を捕えながら、しばらくはその見たものがなんであったか意識しないことがあるものだ。そして一定の時間の経過のあとでそれがなんであったか気がつく。
阿刀田 高 / ナポレオン狂「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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ちらりと見える 思い起こす・記憶をたどる
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前後の文章を含んだ引用
......う心理を吐露したものだ、と私はその時に思った。 しかし南沢氏の家を遠ざかるにつれ奇妙な考えが込みあげて来た。身を震わせたのは夜の寒さのせいばかりではあるまい。 眼の奥にそのものの像を捕えながら、しばらくはその見たものがなんであったか意識しないことがあるものだ。そして一定の時間の経過のあとでそれがなんであったか気がつく。 さっき書斎を兼ねた応接間で眼に留めたもの──その時はさして気にも掛けなかったもの──その存在が冷えきった夜の黒さの中に明晰に浮かんで来た。 南沢氏のデスクの上......
単語の意味
暫く・姑く・須臾(しばらく)
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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