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肱と膝を用いる中腰の 匍匐 の姿勢で、早く進んだ。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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這う・よつんばいで進む
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前後の文章を含んだ引用
......でしか入らなかった。何気なく立ち上って歩こうとすると、「馬鹿、匍え」と声がかかった。 我々は匍って行った。前方には黒々と林の輪郭が見えた。あそこまで行けばよい。肱と膝を用いる中腰の匍匐の姿勢で、早く進んだ。 周囲の闇が私と同じ方向に進む、兵士の群で満ちているのを私は感じた。私は再び私ではなく我々になった。 チッとその群の中で、金属が金属に当る音がした。途端に前から......
単語の意味
中腰(ちゅうごし)
膝(ひざ)
中腰・・・必要に応じてすぐ立ち上がれる程度に、中途半端に腰を上げた姿勢。腰を途中まで上げて、立ちかかった姿勢。腰を半分かがめた姿勢。
「~腰」は、「何かをする際の姿勢や構え」をあらわす。「及び腰」「けんか腰」など。
・・・1.足の関節部で、腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐところの前面。腿と脛の境の前面部。膝頭(ひざがしら)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
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蟻 のように匍う
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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誰かの足音が路地から川べりへと移っていき、やがて聞こえなくなった。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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