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小さなダイヤのネックレスが、照明を反射して装飾音のように 煌めいた。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:18% 作品を確認(amazon)
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光の反射
アクセサリー・装具
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前後の文章を含んだ引用
......た。美涼は、「趣味」で働いているという言葉通り、嬉しそうに白い歯を見せた。そして、ずれ落ちて、鎖骨の凹みをしどけなく覗かせていたニットの襟を摘まんで元に戻した。小さなダイヤのネックレスが、照明を反射して装飾音のように煌めいた。 また一人、常連客らしい男が来て、城戸から一つ席を空けて座り、マスターと賑やかな会話を始めた。音楽は、カーティス・メイフィールドのライヴ・アルバムに変わっていて......
単語の意味
煌く・煌めく・燦めく(きらめく)
煌く・煌めく・燦めく・・・キラキラと光り輝く。存在が輝かしくて人目をひく。
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光の反射の表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
フロントガラスはそこから水が沸き出てるかのようにみずみずしく光を放って
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
メタルの部分に反射した光が傍のブロック塀に白い筋を描き、コンクリート道路にもクッキリとした影が浮き出ている
泉麻人 / ヴァンサンカン amazon
ぽつぽつと雨が降りはじめて、電灯の光が細かい粉のように彼女の体のまわりにちらちらと漂っていた
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
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アクセサリー・装具の表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
水晶の念珠が真ん中から二つに切れ、珠が霰(あられ)のように戛然(かつぜん)と四方へ飛び散る
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
薬指に、細い水滴のような指輪が光っている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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「光と影」カテゴリからランダム5
まだ黄昏になり切れない影が、あたたかい霧のように低く地面をぼかす
野上 弥生子 / 真知子 (1966年) amazon
あたりは墨を落したように暗かった。
檀一雄 / 花筐「花筐・光る道 他四編」に収録 amazon
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
着物の上前の裾が、蝶々のようにハタハタと跳ね上がる
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 amazon
肩や両脇 を太紐 で荒くかがって風の抜 けるようにしてある陣羽織 式の青海流の水着
岡本かの子 / 渾沌未分
ネクタイの柄は、腕の悪い画学生が、素麺(そうめん)がのびてもつれたところを心象的に描写したものかもしれない。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
水着は小さなハンカチをいくつか結びあわせたみたいなワイルドな代物だった。強い風が吹いたら飛ばされてしまいそうに見える。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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