胸に抱きしめた音楽は耳に聞こえるだけでなく、直接肺や心臓にもひびいてくる。まるで可憐な生物の鼓動のように。
清岡 卓行 / 初冬の大連「アカシヤの大連 (講談社文芸文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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音楽
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胸(むね)
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二組が歌うのは「ひとつの朝」。去年の三年生も歌っていたから耳にしたことがある。緩やかに始まってだんだん力強くなっていく合唱らしい壮大な曲だ。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
しまりのないべたべたしたマーラー
村上春樹 / 遠い太鼓 amazon
ジャズが騒狂な渦の爆発の響を送る。
岡本かの子 / 巴里祭
脳天をトンカチで叩くような感じの音楽
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
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指にかけられた八寒嘯
吉川英治 / 八寒道中
始業のベルが鳴った。校舎のまわりの騒ぎは、潮がひくように静まって
石坂 洋次郎 / 山のかなたに amazon
締め出しを食った犬みたいに鼻を鳴らしている風
ジュール・ルナール / にんじん amazon
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