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ぱっと乱れて中から吉野紙のような薄色の下着があらわれる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:50% 作品を確認(青空文庫)
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かまきり
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前後の文章を含んだ引用
......る。おやと云う思い入れが充分ある。ところを一足いっそく飛びにきみうしろへ廻って今度は背面から君の羽根をかろく引きく。あの羽根は平生大事にたたんであるが、引き掻き方がはげしいと、ぱっと乱れて中から吉野紙のような薄色の下着があらわれる。君は夏でも御苦労千万に二枚重ねでおつまっている。この時君の長い首は必ず後ろに向き直る。ある時は向ってくるが、大概の場合には首だけぬっと立てて立っている。こっち......
単語の意味
薄色(うすいろ)
薄色・・・薄紫色のこと。薄い紫色。薄い染色であるから。「薄紫(うすむらさき)」「浅紫(あさむらさき)」 ⇔ 濃色(こきいろ・こいろ)。
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