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音を立てないばかりに雲は山のほうから沖のほうへと絶え間なく走り続ける。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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雲の流れ
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前後の文章を含んだ引用
......どりが鳴きわたる時刻まで待ってからにしなければならぬ。町のほうは寝しずまって一つ見えない。それらのすべてをおおいくるめて凍った雲は幕のように空低くかかっている。音を立てないばかりに雲は山のほうから沖のほうへと絶え間なく走り続ける。みぎわまで雪に埋まった海岸には、見渡せる限り、白波がざぶんざぶん砕けて、風が――空気そのものをかっさらってしまいそうな激しい寒い風が雪に閉ざされた山を吹き、漁夫を吹......
単語の意味
沖(おき)
・・・海や湖の岸から離れた所。
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綿飴を引き伸ばして、引き伸ばして、力いっぱい薄くしたような雲
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
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