日本語表現インフォ > 風景表現 > 空・中空 > 流れ星・彗星
流れ星・彗星の表現・描写・類語
日が暮れて間もない闇の奥から、きらきらする見慣れない星たちが、後ろに長い光の尾を引いてこっちに迫ってくるよう
内田百閒 / 凸凹道(箒星) amazon
(星々は)あたかも手工の豆細工格子のようなものになって
稲垣 足穂 / 弥勒 amazon
ながれ星がいっぱい夕立のようにふりだした
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
大気との摩擦熱で燃え上がり、岩塊がガラス質となり、宝石のように輝いている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
地上の明かりが消えたぶん、彗星はますます明るい。雲の上に長く尾をたなびかせて、巨大な蛾のように輝く鱗粉をふりまいている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
まんまえの空の真ん中あたりを長く、すうっと流れ星が流れた。細く光る、真珠のような白だった。そう、そしてそれはかなり長い線で、どんな願い事も言えてしまいそうだった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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