TOP > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > 電話で話す
電話から耳障りな息づかいが聞こえてくる。
この表現が分類されたカテゴリ
電話で話す
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
耳障り(みみざわり)
耳障り・・・聞いて気に障(さわ)ること。聞いていて、不快に思ったり、うるさく感じたりすること。また、そのさま。「障り」は、感情を害するさま。
なお、不快でない音を聞いた場合は、「耳触り(みみざわり)」と表記するのが一般的。
なお、不快でない音を聞いた場合は、「耳触り(みみざわり)」と表記するのが一般的。
ここに意味を表示
電話で話すの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(国際電話)時差のことを思うと、いつも不思議な気分になる。かろうじてつながっているそのラインを、貴重に思う。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
国際電話特有の、あの音がぷつぷつとぎれる感じ
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
とても穏やかな声だったけれど、まるで井戸の底から響いてくるように聞こえた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
室内に入ったのだろうか、結実子さんの声が突然聞き取りやすくなる。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
(愛子は)片足でターンを決めてみせる。母が結ってくれた髪の毛の先が、愛子の視線から逃げるようにひらめく。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
はしから紙のように薄く切る。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
初江の手からむしり取るように子どもを奪った。
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
まるで発作のたかまりの究極で、生命の糸が引きちぎられるかのように、ぷつんとその電話は切れた。そしてあとには漂白されすぎた下着のような暖かみのないがらんとした沈黙だけが、残った。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「電話」カテゴリからランダム5
受話器を耳に当てると風の吹く音が聞こえた。流れに身を屈めて透明な水を飲む、美しい鹿たちの毛を軽く逆立てながら、狭い谷間を吹き抜けていく気まぐれな一陣の風だ。しかしそれは風の音ではなかった。機械を通して誇張された誰かの息づかいだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
「くっそう、このボロ携帯。とっとと鳴らないと塩漬けにするわよ」 忠実な犬が主人の恫喝に怯え従うように、美咲の手の中で、携帯が震えた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
(電話口で泣く女)彼女の涙がこちらの受話器から噴き出しそうな気がして
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
僕はひびの入ったダチョウの卵を温めるみたいな格好で(固定)電話機を胸に抱えてベッドに腰を下ろした
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
同じカテゴリの表現一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
電話 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ