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(思い出せそう)僕はもう一度考えてみた。今度はほんの少しではあるけれど記憶の片隅に何かがひっかかっているのが感じられた。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
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......いた?」 僕はしばらく考えてから、全然わからないと言った。「ん……、困ったね。もし当たれば君に特製のTシャツが送られることになってるんだ。思い出してくれよ。」 僕はもう一度考えてみた。今度はほんの少しではあるけれど記憶の片隅に何かがひっかかっているのが感じられた。「カリフォルニア・ガールズ……ビーチ・ボーイズ……、どう思い出した?」「そういえば5年ばかり前にクラスの女の子にそんなレコードを借りたことがあるな。」「どんな女......
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姿が一枚の写真のようにはっきりと浮かんでくる
原田 宗典 / 十九、二十(はたち) amazon
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別に忘れてはいなかった。でも思い出せなかった。心が漬物石のように蓋をして、彼女との記憶を閉じ込めようとしていたのだろう。 人は何かを覚えるために忘れる、と聞いたことがある。忘却は前進のためにあると。
川村 元気 / 世界から猫が消えたなら amazon
私はそんなことさっぱり覚えていなかった。別人の話かと思ったくらいだ。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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心の襞(ひだ)の中に縫いこんでおく
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
(曖昧な記憶)乱れたビデオの画面のように錯乱した記憶
日野 啓三 / 夢の島 amazon
こんな行動を起こすほど自分のことを嫌っている人間がこの世にいるという事実そのものが、ずっしりと重い塊となって体のどこかに埋め込まれたような気がした。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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