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「いつかのだれか」に似ている気がした。
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:21% 作品を確認(amazon)
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既視感・デジャブ
忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
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前後の文章を含んだ引用
......らりと伸びた足に黒いエナメルのハイヒール。確かに私の知っている顔だった。気にいっている芸能人や、初恋の子や、いとこや母や思春期に性欲を覚えた年上の人や、そういう「いつかのだれか」に似ている気がした。大きくふくらんだ胸元に生花のコサージュをつけていた。パーティの帰りだろうか、と思った。さっきまでここにはあの汚い男がいたのに。「これでも帰りたくない?」 女が言......
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既視感・デジャブの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
かすかに、何かが引っかかった。見たことのある、笑顔。そして、感じたことのある痛い感触が私の反応としてあった。でも、何だかはわからなかった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
胃が金具で締めつけられるような激しい既視感があった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
夢で不思議な所へ行っていて、ここは来た覚えがあると思っている。
梶井基次郎 / 城のある町にて
まったく同じことをした経験があるような、時間が二重写しになったよう既視感がわいてくる
宮部 みゆき / とり残されて amazon
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶の表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
なにかが記憶の底から出たがっている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
たいした話は覚えていないらしい。記憶の端に残っているという程度
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
琥珀の中に閉じこめられた遠い記憶
森 瑤子 / 傷 amazon
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「記憶」カテゴリからランダム5
美しく昇華された思い出が体をやさしく刺激する
山田 詠美
事件の輪郭は徐々に崩れて来て、ぼんやりし、あいまいになり、風化し、解体した
三島由紀夫 / 真夏の死 amazon
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
狂人のようにあわただしく梯子 段を降りて帰って行ってしまった。
林芙美子 / 新版 放浪記
僕はしばらくのあいだ頭をからっぽにして、その空白の中に何杯かのウィスキーを注ぎこんだ。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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