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(アル中患者の快復した肝臓)「あんたの肝臓を一番うまく言いあらわすとするなら、陶器の壺だな《…略…》それも、ちゃんとした壺じゃない。一回床に上から落としてバラバラになった奴を、ジグソーパズルみたいにもう一回はめ合わせて元の形にもどした壺だ。接着剤を使わずに、凸凹のはまり込み具合だけで復元した壺だ。一見すると、ちゃんとした壺に見えるだろう。《…略…》近くに寄って見ると、無数の亀裂がはいってるんだ。《…略…》一度割れた壺は、二度と元の壺にはもどらない、ということだ。ほんの少しの力(アルコール)で押しただけで、こいつはもとの破片にもどってしまう。」
中島 らも / 今夜、すベてのバーで 作品を確認(amazon)
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アルコール中毒
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暴れるようにしてそれ(=酒)を捜し、見つからなかったらヘアトニックでも良いから飲みたくなった。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
(ブランデーの小瓶を携帯するのは、)アレルギー性鼻炎の人間が、仕事に支障をきたすから、とスプレー薬を使うのと同じ
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
酒を飲むと、何もやってないにもかかわらず、達成感を得られる
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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一晩中うねる大波に揉まれていたような心身の疲労を極度に感じた。
宮本百合子 / 伸子
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