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病気が治る・元気になる・快復の表現・描写・類語
神秘な生命力を流し込まれるかのように、見る見る元気になる
川端 康成 / 掌の小説 amazon
病が薄紙を剥ぐように快復に向かう
柴田 錬三郎 / 南国群狼伝 amazon
ゴルフのつかれが吸いとられるように消えていく。
丹羽 文雄 / 顔 (1963年) amazon
だんだん顔いろがかがやいてきました。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 青空文庫
心をこめて車の整備をするように、体も治せる
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
朝起きたら、すごく楽しかった。 熱はすっかり下がり、生まれ変わったかのようなすがすがしさだった。《…略…》光がまぶしく、空気がおいしかった。 呼吸も楽だったし、空や窓枠に躍る光もいつもよりもずっとまぶしかった。 まだ体だけがすこしふらふらしていて、それもなんだか柔らかい感じに思えた。この世のすべてが自分につごうよくあるような錯覚にとらわれた。 汗をたくさんかいたのがよかったらしい。 ふとんにひっくりかえって晴れた空を見上げながら、「今日は何をしよう」と考えた。 久しぶりだった。そんなふうに止まって思うのは。無限に軽く何もかもを感じるのは。 シャワーを浴びて、何か食べて、コーヒーを飲みに行こうか、と思っただけで幸福だった。 自由、そう、すごく自由になったような感じだった。すごい熱の世界から解き放たれて、体中が喜んでいるのがわかる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
彼は少しずつ日頃の自分を取りもどして行った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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