日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 文字を書く・執筆する

墨痕滴るように書く

子母沢寛 / 新選組始末記　作品を確認（amazon）

この表現が分類されたカテゴリ

文字を書く・執筆する

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

墨痕（ぼっこん）

墨痕・・・筆で書いた字の、墨の跡。

ここに意味を表示

文字を書く・執筆するの表現・描写・類語（動作・仕草・クセのカテゴリ）の一覧ランダム５

（詩を書く）文字を並べて書く。《…略…》私はかいこのように熱心に糸を吐く。只、何のぎこうもなく、毎日毎日糸を吐く。胃のなかがからっぽになるまで糸を吐いて死ぬ。

林芙美子 / 新版　放浪記

（ペンを走らせる音）衣（きぬ）ずれのようなまた小人国の汽車のような可愛いリズム

梶井基次郎 / 橡の花

せっせとペンを走らせる

筆の動くままにそこにあった紙きれに字を書いてみた。

有島武郎 / 或る女

歓びも昂奮もない、ただ仕事の完成への意志だけに鞭打たれて、傷ついた脚を引き摺りながら目的地へ向う旅人のように、とぼとぼと稿を継いで行く。

中島敦 / 李陵　amazon

このカテゴリを全部見る

「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム５

顎をしゃくるようにして、背後の河原を指し示した。

翔田寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録　amazon

そう言って、夜に消えていった。　ガードの向こうに弱い後ろ姿が消えていく。

吉本ばなな「アムリタ（下） (新潮文庫)」に収録　amazon

心臓が肋骨を持ち上げるくらい激しく動いている

新海誠「小説君の名は。 (角川文庫)」に収録　amazon

怒りに打ち震える

関連カテ体が小刻みに震える怒りによる体の反応、リアクション

胃が飛び出すのではと思うほど吐き続ける

「言葉・話」カテゴリからランダム５

博士の書く数字は丸みがあって、心持ち皆、うつむき加減だった。柔らかい芯が粉になって数字の回りに散っていた。

小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ文字を書く・執筆する文字・活字

（くだらない冗談）「くだらない冗談を燃料にして走る車が発明されたら、あなたはずいぶん遠くまで行けるわよね」

村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録　amazon

そのような意見（乃至はテーゼ）はある種の啓示のように僕の耳に響いた。

村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon

経験に支えられた言葉の重み

（言葉の意味は分からないが、）人々がその言葉を口にするときに聞き取れるさげすむような響きからすると、それはどうやら自然や正しさ＜に反する、ゆがんだものごとのあり方であるらしい。

村上春樹 / 1Q84 BOOK 2　amazon

同じカテゴリの表現一覧

動作・仕草・クセの表現の一覧　

言葉・話の表現の一覧　

人物表現大カテゴリ

表現の大区分