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タラップの段を二つ置き位にかけ上った。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
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階段をのぼる・おりる
急ぐ
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前後の文章を含んだ引用
......テイが絶え間なしに鳴っていた。頭の上で鳴るそれを聞いていると、漁夫の心はギリ、ギリと切り苛 いなまれた。 夕方近く、ブリッジから大きな叫声が起った。下にいた者達はタラップの段を二つ置き位にかけ上った。――川崎船が二隻近づいてきたのだった。二隻はお互にロープを渡して結び合っていた。 それは間近に来ていた。然し大きな波は、川崎船と本船を、ガタンコの両端にのせた......
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階段をのぼる・おりるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
船乗りがタラップを下りるときのような恰好で敏捷に階段を下りていった。
堀田 善衛 / 広場の孤独 amazon
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風を巻いて大部屋を出ていった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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(すらすらと小説を書く)彼女には数多くの書くべきことがある。数多くの語るべき物語がある。どこかに正しい出口のようなものをひとつつくってやれば、熱い想いやアイデアが、そこからマグマのようにほとばしり出て、知的にして斬新な作品が次々に生み出されるはずだった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
長い梯子を立てると、するすると蛇のように屋根へ上って行った。
藤森成吉 / 雲雀 amazon
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腰にさした扇をぬいて、その黒柿 の骨を、一つずつ指で送ったり、もどしたりしながら
芥川龍之介 / 偸盗
ばねのようにはね起 き
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