塗りの剝げた鳥居。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:94% 作品を確認(amazon)
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古い建物の佇まい
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......えた糸守町・全記録』と題された写真集だ。 古い封印をとくように、俺は一ページ一ページをゆっくりとめくっていく。 銀杏の木と小学校。湖を見おろす、神社の急な階段。塗りの剝げた鳥居。田畑に唐突に置かれた積み木みたいな、小さな踏切。だだっ広い駐車場、二軒並んだスナック、くすんだコンクリートの高校。古びてひびの入ったアスファルトの県道、くねくね......
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古い建物の佇まいの表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
四階建ての雑居ビルは築四十年以上。ひび割れが目立つ煤けた煤けた外壁には触手のようなツタがびっしりとからみつき不気味な雰囲気を醸し出している。今日も入り口に猫の死骸が転がっていたが陰気な風景にオブジェのようになじんでいる。
七尾与史 / 死亡フラグが立ちました! amazon
くすんだ寮の外観のなかで、窓ガラスだけは陽射しを受けキラキラときれいに見えた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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「家・建物」カテゴリからランダム5
大きな玄関から中へ。まず目に飛び込んでくるのは、古い映画のセットかと見紛うような、赤絨毯の敷かれた大階段。
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
保存的価値のある建築
岡本かの子 / 巴里のキャフェ
氷室のように湿っぽく暗く冷たい家
山本 周五郎 / やぶからし amazon
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