情緒が不安定・感情的な性格の表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
情緒が空の雲のように、カメレオンの顔のように、姿を変え色を変える
梶井 基次郎 / 檸檬・冬の日―他九篇 (1954年) amazon
夜眠れないとか、おかしくなりそう、などと電話越しにもヒステリックな様子が伝わってくるような、甲高く、息継ぎのタイミングがおかしい、胸がザワザワするような声を上げてきた。そして、それらの喚き声はだんだんと力ない泣き声へと変わり、最後はポツリとこうつぶやいたのだ。 ――私の気持ちを解ってくれるのは、理穂しかいない。
湊 かなえ / ポイズンドーター・ホーリーマザー「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
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最初は妙に空虚な離れ離れな気分で少しも興に乗れなかったが、段々にそれがよくなって行くのが感ぜられた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
朝から何も食べていなかったので、ぐったりとソファーに坐り込んだ。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
「何しゃべっても気持ちいいよな。酔っぱらってんのかな。」
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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