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ひどく腹が減っていた。身体の向こう側まで透けて見えるんじゃないかという気がするくらい激しい空腹感だった。たぶん海に出て新鮮な空気を吸い込んだせいで、朝からなにも胃袋に入れていなかったことに身体が思いあたったのだろう。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:41% 作品を確認(amazon)
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空腹・餓え・お腹が鳴る
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......だ。彼女が港に来られなかったとしたら、そこにはそれなりの事情があるのだろう。あるいはミュウはぼくがこんなに早くここに到着できるとは思わなかったのかもしれない。 ひどく腹が減っていた。身体の向こう側まで透けて見えるんじゃないかという気がするくらい激しい空腹感だった。たぶん海に出て新鮮な空気を吸い込んだせいで、朝からなにも胃袋に入れていなかったことに身体が思いあたったのだろう。でもミュウと行きちがいになりたくなかったので、もうしばらく我慢してこのカフェで待っていることにした。ときどき地元の人がとおりかかって、珍しそうにぼくの顔をちらり......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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子母沢 寛 / 新選組始末記―新選組三部作 amazon
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