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漠然とした不安が、突然波のように体の中でせりあがってきて、竜夫はわっと大声をあげてのけぞりそうになる自分を抑えていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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不安になる
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前後の文章を含んだ引用
......電はかなりの速度で走っていた。竜夫は吊革につかまり大きく前後に揺さぶられながら、窓外の静かな街並を見ていた。死ということ、しあわせということ、その二つの事柄への漠然とした不安が、突然波のように体の中でせりあがってきて、竜夫はわっと大声をあげてのけぞりそうになる自分を抑えていた。 雲が少し切れて、五月の陽が家々の屋根に落ちてきた。関根圭太の垂れぎみの目や大きく丸い鼻が目先にちらついて仕方がなかった。黒い水藻を全身にまといつけ、深い用水路......
単語の意味
体(からだ)
大声(おおごえ・たいせい)
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
大声・・・1.(「おおごえ」「たいせい」と読んで)大きな声。 ⇔ 小声(こごえ)。
2.(たいせいと読んで)高尚な音楽。上品な音律。
3.(たいせいと読んで)偉大な道理を含んだ言葉。
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奇妙な、何かがズレているような不安
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