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骨組みの大きな、肉の薄い体つき
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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大柄な体つき
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前後の文章を含んだ引用
......濃い緑色の服を着て、膝の上にたたんだレインコートを載せ、妙におどおどした態度で邦彦を見た。弘美の横には、四十五、六の大柄な男が坐っていて、邦彦に小さく礼をした。骨組みの大きな、肉の薄い体つきで、地味な背広にまったく不釣合な赤いネクタイを締めている。 弘美は男を邦彦に紹介し、男には邦彦のことを、昔、世話になった人の息子だと説明した。「うち、急に岡山に......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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色の青いやせ男
森鴎外 / 高瀬舟
食卓のシャンデリアが、幾分、皮肉めかして、その皺一本ない額や高く澄んだ鼻梁、やわらかく光を押し潰す下瞼といった、彼女の麗質の細部に光を灯していた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
四十代で肩ががっちりとして、険しい顔つきをしている。記者というよりは刑事か自衛官のほうが相応しい風貌だった。妙に鬼気迫る威圧感がある。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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