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オーラ・貫禄がある人の表現・描写・類語
(ヤクザ)闇の世界に生きる者たちが持つ独特のオーラを放っている。顔には笑っていてもいつ牙をむいてくるか分からない凄みがある。黒い迫力が内面から滲み出ているのだ。向き合っているだけで胃が締めつけられる。
七尾与史 / 死亡フラグが立ちました! amazon
うす汚いビリヤード場の(彼女のいる)そこの場所だけが何かしら立派な社交場の一角であるように見えた
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
彼女の登場で部屋の中の照度が一気に上がったような気がする
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
brilliantという字の化身のようなそのお方
堀 辰雄 / 菜穂子 amazon
無意識ながら視線を外したのは、おそらくその時点で貫禄負けをしていたのだろう。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー 角川文庫 amazon
できたての弁当の底みたいなほかほかしたあつくるしいオーラ
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
膨らんだビール腹と太い眉のせいか、薄汚れたつなぎを着ているザキさんには土木作業員としての貫禄がある。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
そこに見えるどの人よりも立派でした。
宮沢賢治 / ひかりの素足 青空文庫
慌ただしく権力の順位の入れ替わる教室内で、彼女だけは不可侵条約、平和地帯、彼女の話をするときだけは皆批判を押さえこみ、女子っぽい猫なで声でほめそやす。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
淫売婦たちに、マリヤの円光を現実に見た
太宰治 / 人間失格 青空文庫
最高権威者だった。彼がいいと云えば、絶対性をもって決定する。
松本 清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
サルタンのような性質を持っている女
岡本かの子 / 河明り 青空文庫
紹介されて目と目が合ったとたんに、私は彼から濃密な宗教の匂いを感じ取った。その背の低さ、その目の光、立ち居ふるまい、すべて。うねるように発散される 懐かしい空気を感じた。
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
愛想は良かったが、俺を馬鹿にしたら殺す、とでも秘かに凄んでみせているような圧迫感があった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
ひとつしか年がかわらないとは思えないほど威厳があった。背はあまり高くないけれど、何というか、からだから発している空気のようなものが彼女をとても大きな人に見せていた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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