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言葉に詰まったように、松丸が黙り込んだ。警察に 喋っていいかどうか、判断に迷っているのかもしれない。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
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躊躇・ためらう
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前後の文章を含んだ引用
......のの、顔つきは平然としていた。 そのとき、柳がソファから身を乗り出して言った。「松丸さん、須藤勲さんと仕事関係で親しくされていた方をご存じですか」「えっ──」 言葉に詰まったように、松丸が黙り込んだ。警察に喋っていいかどうか、判断に迷っているのかもしれない。「たったいま、須藤さんとは長い付き合いだったと、そうおっしゃいましたよね。だったら、少しくらいご存じでしょう」 松丸が音を立てずに息を吐いた。「覚えているのは、......
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躊躇・ためらうの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何もアクションを起こさぬまま、ずるずる行ってしまう
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
そんなためらいと熱望の狭間にいて、気がつけばすでに一週間が過ぎてしまっていた
乾 くるみ / イニシエーション・ラブ amazon
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言葉につかえる・言葉を探すの表現・描写・類語(言葉を交わすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ぼくは自分の中に言葉を探した。でも言葉は見つからなかった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
これは、あれだ、と轟は言って、つかえた。言葉を探している。四十を過ぎているようには見えるが、頭の中で言葉を必死に搔き集めている様子は、どうにも貫禄がない。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
言葉を探しているのだろう。彼の口は、彼自身の体重よりも重そうだった。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
電車の震動で液体だけの嘔吐物は床に広く拡がり、この車両に新しい乗客は入って来なかった
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
犬のように、荒々しく体を慄(ふる)わせて水を払う
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
「言葉を交わす」カテゴリからランダム5
絞りだすような音だけがかすかにもれた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
大きな碇のように重い説得力だ。すべての船はその大きさと重さに相応しい碇を持つ。《…略…》あの男は確かに大きな船を思わせる人間だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
口が感電したように痺れ、先の言葉が続けられない
連城 三紀彦 / 恋文 amazon
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