TOP > 風景表現 > 室内のようす > ゴミ屋敷・室内が汚い


カテゴリ検索 単語の意味
我々は地雷原を抜けるように本をまたいでベッドまで辿りつき、そこに腰を下ろした。僕のリーヴァイスが永遠にシーツに貼りついてしまうのではないかと思えるくらい汚れたベッドだった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:60% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ゴミ屋敷・室内が汚い
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......で白いシャツとグレーのカーディガンにも見えた。もともとはそういう色だったのかもしれない。 羊博士は机の向うの回転椅子に座ると、指で我々にベッドに座れと指示した。我々は地雷原を抜けるように本をまたいでベッドまで辿りつき、そこに腰を下ろした。僕のリーヴァイスが永遠にシーツに貼りついてしまうのではないかと思えるくらい汚れたベッドだった。羊博士は机の上で指を組んだまま、じっと我々をみていた。指には関節にまで黒い毛がはえていた。指の黒い毛は眩しいばかりの白髪と奇妙なコントラストを描き出していた。 ......
単語の意味
腰(こし)
永遠(えいえん・とわ)
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
永遠・・・ある状態が果てしなく続くこと。物事が変化しないこと。無窮(むきゅう)。永久(えいきゅう)。
ここに意味を表示
ゴミ屋敷・室内が汚いの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
押入れも何もない汚ない部屋。
林芙美子 / 新版 放浪記
畳の上にも、寝具がずり落ちたベッドの上にも、シャツや 股 引きが野放図に脱ぎ散らされている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「室内のようす」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
室内のようす の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分