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やがて沖のほうから暮れ始めて、周囲は無窮の暗黒となる。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:92% 作品を確認(amazon)
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夜の海
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前後の文章を含んだ引用
......。仕事のないときは気ままに休みを取って海に出た。 村はずれの入江はとんろりと油を張ったように穏やかで、日の光を受けて刻一刻とその表情を変える。水の青さ、雲の色、やがて沖のほうから暮れ始めて、周囲は無窮の暗黒となる。星空が神話の英雄を映して彼の心を慰めてくれた。 こんな風景をいつか見たように思ったが、どうしても思い出すことができない。 木工所では機械類もいくつか使っていたが......
単語の意味
沖(おき)
暗黒・闇黒(あんこく)
無窮(むきゅう)
・・・海や湖の岸から離れた所。
暗黒・闇黒・・・1.暗いこと。暗闇であること。光が一切になく真っ暗な状態。
2.1が転じて、希望が持てない状態。世の中の秩序が乱れたり人命が軽視されたりすること。また、文明が遅れていること。「暗黒街」
無窮・・・窮(きわ)まる(=限界に達する)ことが無いこと。限りのないこと。果てしなく続くこと。無限。無疆(むきょう)。
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白い 牙 のような波の歯をむきだしている冷たい海
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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