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しょっぱい涙が頬の傷に触れ、ひりひりと痛んだ
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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泣く・涙を流す
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前後の文章を含んだ引用
......転車にまたがりました。和弥さんがどんな顔をしているのかわかりません。いつもはぐっと伸びている背中が、小さく丸まっているように見え、涙が溢れて止まりませんでした。しょっぱい涙が頬の傷に触れ、ひりひりと痛んだけれど、和弥さんの胸はもっと痛んでいるはずです。 和弥さんが何と言おうと、陽介さんのことは許せません。 森山くんの家に自転車を返しに行くと、お母さんが出て来まし......
単語の意味
頬(ほお・ほほ)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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彼女の涙は熱帯の雨に似ているとティエンは思う。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
風がひゅうひゅう強く吹くので、泣いた跡の、腫れぼったい眼の縁がヒリヒリしました
谷崎潤一郎 / 痴人の愛 amazon
火のついたように身を慄(ふる)わして泣いて
長塚 節 / 土 amazon
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突然瞼を焼くような熱い涙が、私の眼から流れ出た。
梅崎春生 / 桜島 amazon
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