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雲は太陽を 覆いかくして鉛色に低くたれこめていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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曇り空・曇天
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前後の文章を含んだ引用
......蓑から出た蓑虫のような姿になっていく。「間もなく小舟に乗せられてな。沖に舟を漕ぎ出す。この入江は見かけよりも深いて」 青鈍色の単調な波が相変らず浜を嚙んでいた。雲は太陽を覆いかくして鉛色に低くたれこめていた。「ほれ、今、役人衆の一人がパードレ・ガルペに話しかけておる」通辞は歌うような調子で言った。「何を話しておるか。おそらく役人衆はこう申されておるであろう。まこと切......
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垂れ込める・垂れ籠める(たれこめる)
垂れ込める・垂れ籠める・・・1.雲などが低く一面に広がる。
2.すだれやとばりを下ろして閉じこもる。家の中に入ったきり外に出ない。
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店の入口から差し込む夏の 陽 が、男のうしろで光の輪を作っていた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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