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二つの 岬 に抱かれた湾が、静かな水を 湛えていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:28% 作品を確認(amazon)
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湾・内海・入り江
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前後の文章を含んだ引用
......っていた。山地林は麓で尽き、先の平原には、恐らく私がこの丘に上るために見棄てた谷川が右から現われ、野を斜めに切って、また前方の林の蔭に隠れていた。その林の上に、二つの岬に抱かれた湾が、静かな水を湛えていた。 断続した爆音はその沖でしていた。船は見えなかったが、音は岬の蔭から、平らな海と野に反射し、空を渡って、真正面に吹きつけて来た。 二つの岬を形づくる丘の脈は、風......
単語の意味
湛える(たたえる)
湛える・・・水などの液体をいっぱいに満たす。気持ちを顔に表す。
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