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記憶をさぐるように首をかしげた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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首をかしげる
思い起こす・記憶をたどる
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前後の文章を含んだ引用
......た。「ねぇ、でも何で2人でボストンにずっといようと思わなかったの? 国籍が日本だから?」「それもあるけど……うーん。途中から何が何だかわからなくなって。」 萃は記憶をさぐるように首をかしげた。「もともとはね、きょうだいだという気まずさから逃げて、気分を変えるために行ったのよ。2人きりで遠くへ行きましょうってやつよ。情熱があったの。私のほうは初めほとん......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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首をかしげるの表現・描写・類語(喉・首・うなじのカテゴリ)の一覧 ランダム5
こちらにむかって首をかしげる。クラスで一番可愛い女子みたいな仕草だ。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
首を捻 ったまま納得 し兼ねたと云う風情 に見える。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
(ビクターの犬の置物)切ない角度で首をかたむける、犬
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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思い起こす・記憶をたどるの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
どこかで聞いたことのある名前だった。急いで、頭の中の記憶をひっくり返し、それですぐに探し当てた。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
古い滓(おり)が水面へ浮んで来たように思い出されて来た。
徳田 秋声 / 縮図 amazon
(回想録を書く)愛した、という強烈な記憶だけが絡まり合い、ほつれ合って、丸まった毛糸玉のようになってしまっているのを丹念にほどいていく
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「記憶」カテゴリからランダム5
人の名をお経の文句を覚えるようにおぼえる
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
頭の奥の十五年も前の記憶が暑さのために溶けはじめて、だらしなく鼻汁のように流れ出て来る
中村 真一郎 / 夜半楽 amazon
その情景は、漁夫達の胸を、眼 のあたり見ていられない凄 さで、えぐり刻んだ。
小林多喜二 / 蟹工船
仙波の顔もおばちゃんの顔も、思いうかばない。ただ、二人の印象だけはふしぎなくらい鮮やかに 甦った。
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
「ああ、わかる。」 本当にぴったりきたので私はうなずいた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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