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(好きになった人を話題にしない)蒔野は、ほどなく洋子のことを何も言わなくなった。それは、関心を失ったからではなく、彼女への思いの中に、何か気軽には人前に曝せない感情が籠もるようになったかららしかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......恐らくは洋子の方が、そう思っているだろう。直接そう言えば、きっとあのこちらの心を何もかも見透して、優しく理解するような目で、首を横に振ってみせるに違いないが。 蒔野は、ほどなく洋子のことを何も言わなくなった。それは、関心を失ったからではなく、彼女への思いの中に、何か気軽には人前に曝せない感情が籠もるようになったかららしかった。 三谷がそれに気づいたのは、バグダッドの洋子の滞在先でテロが起きた時の蒔野の動揺と、一カ月以上沈黙があった後に、彼女の無事がわかってその喜びを爆発させた時の様子......
単語の意味
気軽(きがる)
籠もる・隠る・篭る・籠る(こもる)
気軽・・・1.面倒くさがったり気にしたりせずに行動するさま。身軽なさま。
2.飾ることなく、打ち解けやすいさま。
籠もる・隠る・篭る・籠る・・・1.中に入ったきりで、外に出ないでいる。
2.外に向かって発散せず、内側にたまったきりである。
3.力や感情が、そのものの内に含まれている。「力のこもった投球」
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