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むこう ずね にある一つの潰瘍は、 塩煎餅しおせんべい の大きさに拡がり、真中に飯粒ほどに骨が見えていた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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肌の傷・怪我
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......かった……「また帰って来たのか」 と声がかかった。振り返ると顔馴染の安田という中年の病兵の、表情のない顔があった。熱帯潰瘍で片足が棍棒のようにふくれ上っていた。向脛にある一つの潰瘍は、塩煎餅の大きさに拡がり、真中に飯粒ほどに骨が見えていた。彼はそこに比島人の療法に従って、刺戟性の匂いのする植物の葉をはり、上にブリキの小片をあてて、布で縛っていた。「そうさ、やっぱり中隊じゃ入れてくれなかった」「でも......
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臑・脛(すね)
臑・脛・・・足の、膝(ひざ)から踝(くるぶし)までの部分。とくに、その前面をいう。脛(はぎ)。
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彼は少しずつ日頃の自分を取りもどして行った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
軀の工合が袋をかぶっているようにはっきりしないのだ。
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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