その駅で降りる乗客は一人もいなかったし、その駅から列車に乗り込むものもいなかった。しかしそれでも列車は律儀に駅に停車し、一分後に発車した。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 作品を確認(amazon)
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電車・汽車
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単語の意味
律儀(りちぎ)
律儀・・・とても義理堅いこと。真面目で正直なこと。また、そのさま。
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私は揺れの音とリズムの中で静かに目を閉じて
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
古風な機関車が真白な煙りを吐いて止まっている。それは葱(ねぎ)をふみながらきき耳立てた雄(お)ん鶏(どり)に似ている。
永井 龍男 / 絵本「朝霧・青電車その他 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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トラクターのトクトクトクというエンジン音
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
雷とも思われる叫喚が船を震わして響き渡っていた。
有島武郎 / 或る女
温室のような船室
有島武郎 / 或る女
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