満喜江と寝ている事に何の感動もなかった。《…略…》汽車の時間を待ち合わせているような空虚な時間が過ぎて行くだけだ。
林 芙美子 / 牛肉「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
むなしい・虚無感
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
ここに意味を表示
むなしい・虚無感の表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
西洋人の虚無は、すでに『否定』という定義的な相手があっての上の虚無です。ですから感情的で痛快ですが、徹底した理智的なものとは云えません。と云って東洋人の虚無は、自然よりずっと冷い虚無です。石か木かに持たすべき思想です。
岡本かの子 / 母子叙情
エーテルのように風景に拡がってゆく虚無
梶井基次郎 / 冬の日
このカテゴリを全部見る
悲しみの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「悲しみ」カテゴリからランダム5
気が変になるほどなつかしい。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
悲しみ の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ