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喪家そうかの犬のごとし
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:90% 作品を確認(青空文庫)
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うろつく・さ迷う・放浪する
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前後の文章を含んだ引用
......たるる身より待つ身はつらいともあって軒に吊られたヴァイオリンもつらかったろうが、あてのない探偵のようにうろうろ、まごついている君はなおさらつらいだろう。累々るいるいとして喪家そうかの犬のごとし。いや宿のない犬ほど気の毒なものは実際ないよ」 「犬は残酷ですね。犬に比較された事はこれでもまだありませんよ」 「僕は何だか君の話をきくと、むかしの芸術家の伝を読......
単語の意味
犬・狗(いぬ)
喪家(そうか・そうけ・もけ)
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
喪家・・・1.死者を出した家族。喪中(もちゅう)の家。
2.家を失うこと。宿なし。(「そうか」のみ)
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朝から晩まで部屋の中を、檻の中のライオンのように歩いている様子だった。
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
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音のせぬように部屋を出て行った。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
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