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畳の目も、傷んだところは 藺草 が切腹して、なかから、キビガラの 芯 みたいなのがはみ出していた。畳の目ひとつひとつが小さなクッションになっている。
向田邦子 / 耳「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:31% 作品を確認(amazon)
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畳(たたみ)
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......た。 丹念に截ったつもりでも、天眼鏡でのぞくと、爪の先はかなりギザギザになっている。手の甲の皮膚は、飛行機から見下す海面のように、細かい三角波が立ってみえる。 畳の目も、傷んだところは藺草が切腹して、なかから、キビガラの芯みたいなのがはみ出していた。畳の目ひとつひとつが小さなクッションになっている。考えてみれば当り前のことだが、楠は感心した。 辞書を引くときに使う天眼鏡でさまざまなものをのぞいていると、いっときの虫押えになった。 面白いのは、綿ごみである。......
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黍稈・黍幹・黍殻(きびがら)
黍稈・黍幹・黍殻・・・(サトウ)キビやトウモロコシなどの茎の皮を取り除いた芯。
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